パートナーに言われて嫌だった言葉 3選
1位 theモラハラワード、自分本位な何様発言etc
「誰のおかげで飯が食えているんだ」「もっと稼いでから言ってもらえる?」
もはや王道といっても過言ではない一言。
王道すぎて『本当にこんなこと言う人いるの?』と疑うレベルですが、堂々の一位にランクイン。
「誰のおかげで~」は、働いている側が家事を担当している側に対して使われる言葉で、完全に相手のことをないがしろにしていて不快な言葉で、勘違いというか思い違いも甚だしいですね。
例えば夫婦で片方が外で仕事、もう片方が家事を担っていたとして、家事を担当している側が仕事についやせる時間は当然少ないので仮に働いていたとしても収入は少なくなりがちです。
そこで働いている側が家事を担当している側をある程度養ってあげるという、いわゆる扶養義務があり、働いている側が外で稼いでこれるのはパートナーが支えているおかげであるというのは法的に認められています。
つまり夫婦どちらかが稼いできたお金は法律上、『夫婦で稼いだお金』として認められているのです。
完全にどちらか片側の力だけで稼いだお金ではないということなので、飯を食わせてもらっているので頭が上がらないなどと自分を卑下する必要はないわけです。
とはいえ、「誰のおかげで飯が食えているんだ」というような発言に対して、「もっと稼いでから言ってもらえる?」などと返してしまうと、売り言葉に買い言葉となりケンカの原因となってしまいます。
場合によっては必要な言葉かもしれませんが、そのような発言をしてしまえば同等となってしまうので慎重に言葉は選びたいですね。
お互いをリスペクトしあえる関係というのが理想だと思いますし、それを望んでいる人も多いでしょう。
そうなっていけるよう相手のことを普段から尊重し、大切に生活していきたいものです。
2位 相手の親族への非難
「お前の家族は非常識だ」「あなたの親族はおかしい」etc
結婚をすることで結婚相手の両親や親族とお付き合いをする必要があることも多いでしょう。
少し古い歌の歌詞に「育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めない」とありますが、同じ日本人同士で結婚したとしても育ってきた環境が違えば文化が違うことも少なくはありません。
昔に比べれば結婚と同時に配偶者の両親と同居などというケースは減少していますが、いまだに嫁姑関係で悩んでいる方は少なくはありません。
男性からの相談で比較的多いのが配偶者の親族からお金の無心をされるといったものです。
1回だけ助けるつもりでお金を出したのがいつの間にか常態化してしまい、さらには段々と要求がエスカレートしてきて困っている…なんてケースもあります。
また、とりたてて大きな問題がない場合でも人間同士ですから相性はあります。
いくら結婚相手の親族とはいえ、もとを正せば赤の他人であり、好き嫌いは否めないし、反りが合わないこともあるでしょう。
結婚生活を営んでいると配偶者の親族について一種のカルチャーショックを受けることがあります。
それが笑って済ませるぐらいのものならいいのですが、なかなか受け入れられないものもあるのではないでしょうか?
そういった場合に一方的に非難を浴びせるというのはあまり良くないと思います。
仮にあなたがおかしいと思うことであっても、配偶者にとっては小さい頃から日常的にある状況で当たり前のことかもしれません。
それなのにいきなり頭ごなしに否定されてしまったら、心理的に人は反発してしまうものだから余計な衝突を生む原因となるかもしれません。
かなり勇気が必要となりますが、受け入れられないところについて冷静な話し合いをして配偶者にわかってもらう努力も必要だと思います。
3位 家事に対する不満
「家事ぐらいきちんとしろよ」「家事はお前の仕事だろ」「おかずこれだけかよ」「○○の方が美味しいわ」etc
現在コロナ禍で自宅にいる機会も増えていると思いますが、夫婦での在宅時間が増えているにもかかわらず、家事への理解は深まらず家事の負担が以前よりも増えているデータがあります。
家事をしない人間の在宅率が増えるわけですから当然といえば当然ですが、家事をする人にとってはすごいストレスになりますよね。
もっとも、家事に対して理解の低いパートナーに期待するよりも自分でやってしまったほうが早いと諦めてしまっている人も多いと思います。
ムカつくけれど手伝わないまでなら我慢できる人もそれなりにいるでしょう、ですが文句を言われる筋合いはないし許せない人は多いようです。
人を評価する前に口するべきは感謝の言葉であり、家事ができないのなら理解をしようとする姿勢が必要だと思います。
家事を負担してもらっているわけですから、気遣いは必要ですね。
そもそもそんなことが言えるのは家事の経験がないからだとは思いますが、おかず一品増やすだけでも大変なんです。
惣菜を買ってくるにしたってお金がかかるから家計の負担が増すし、一週間の献立を考えるだけでも大変で、それを毎日繰り返しているとうんざりもしてくるものです。
そんな苦労を黙々とこなして貢献したのに、耳にした言葉が感謝ではなく、批判や他人との比較だったとしたら…
とても辛くて悲しいことだと思います。